昆明ⅲ


昼食後に無理やりコースに組み入れられたとても大きな宝石点へ．この掌にすっぽりと納まるサイズでの玉製装飾品が・・・なんと！約１億円以上です．宝石店のガラスのショーケースにありました．「へ～！」と目の保養になりました．	「玉泉公園」へ．この門に知るされているように「黒龍潭公園」とも呼ばれているようです．古刹の山門にこのような横断幕はマッチしないと思うのですが．

立派な装飾の「文明妨」門，1890年に造られたようです．	「黒龍潭「は，「麗江」の北にそびえる「玉龍雪山（主峰の標高は5596m）」の雪が溶けて浸み込んだ伏流水が作り出した，周囲4kmの巨大な泉で，この泉を中心に公園となっています．「黒龍潭」の畔には，明代に建設された高さ20mの五鳳楼（法雲閣）をはじめ，得月楼，光碧楼，龍神閣，戯堂，一文亭などが建っている．「黒龍潭」の水面に映った山容とともに眺める玉龍雪山は絶景といわれています・・・見たかった～．

「東巴（トンパ）文字」は「世界記憶遺産」であると書いてあります．	この松の幹ですが，恐竜の鱗（見たことないですが）のようです．

この建物はトイレですが周辺にマッチするように建てられており感心しました．	池に突き出た「得月楼」．

「東巴（トンパ）文字」も並記されたごみ箱もお洒落です．	公園の一角の人だかりは「中国将棋」でしょう．日本でも同じですが，高齢化がかなり進んでいます．でも皆さん元気そう！

別の場所では「麻雀」をしています．	お母さん（写真左）は麻雀，子供はその後ろで勉強していました．

「禁煙」の立札も「東巴（トンパ）文字」で書いてあります．	「玉泉公園」を後に，いよいよ「麗江古城」へ．

公共バスにも「東巴（トンパ）文字」が．	街の交差点の様子．きちんと信号を守っています．

世界遺産「麗江古城」の入り口です．

古城に入ると石畳の通路の脇にたくさんの店が並んでいます．	犬の殆どが首輪・リード共に装着していませんでしたが，この猫は繋がれていました．

ここにも「ニャロメ」・・・家の守り神である「瓦猫」がしっかりと踏ん張っています．	ここでも店には赤提灯がたくさん飾ってあります．

壁一面に「東巴（トンパ）文字」で何かが書いてあります．	中央の広場の様な所．ここも一面が石畳です．

中央の広場の様な所で，山羊を連れてビールをラッパ飲みする髭のおじさん，何やら怪しげ・・・かなり出来上がっている感じです．

街のはずれの高台に登ると，この様に「甍（いらか）の波」が見えます．快晴なら後方に「玉龍雪山」が見えるはずです．実は「麗江古城」と呼ばれていますがお城なの?と疑問に思いますね．お城らしいのですが主君の姓が「木」であり，塀で囲むと「困」になるので塀は設けなかったとのこと・・・ガイドさんの説明です．

二人連れが手をしっかり繋いでいました．	独特の模様の飾や絵がたくさん並んでいます．

レストランの案内役の若い女性・・・暇そうに感じますが．そろそろ夕飯ですね・・・もう18時を回っています．	なんかラブラブの感じですね．恐らく「麗江でのデート」との意味ではないでしょうか?



同じような街並みで，そろそろ飽きてきました．お腹も空いたし，食事をする場所を探しましょう！

子豚の丸焼き！	肉，野菜，キノコなどを自分で選び，火鍋で食べる店ですね．日本人を意識していると思いますが「松茸」が強調されています．

何となく，安心してメニューを選択できそうな店を探し出し，先ずは地ビール（大理）で「乾杯！」	店員さんが民族衣装っぽいコスチュームでビールを注いでくれました．

道端で細々と果物を売る老人．見ていると（レストランから）思った以上に売れていました．	レストランの電飾．左の「陳麻婆」は分かりますが，右の「夫妻肺片」は牛の内臓を香辛料を利かせて煮込んだ中華料理のことで，いずれにしても四川料理ですね．

夕食の後は「民族音楽」鑑賞です．正式名称は「麗江中国大研納西古楽会」です．“大研”は「麗江古城」の昔の呼び方，“納西（ナシ）”は少数民族です．	どんな音楽なのか？古くからの民族楽器を用いた音楽です．しかし，しかし出演者の皆さんは，かなりの高齢のおじいちゃんです．

「ナイトミュージアム」に紛れ込んだような不思議な感覚に陥りました（ごめんなさい）．後日，インターネットで調べるとこの分野では著名な方々でした．	自分の演奏に酔っているのか?夢見心地なのか?でも機会があれば鑑賞するのも良いのではないでしょうか．
いや！！とても，とても長～い一日でした．やっと一日が終わりました．明日もまた早朝のフライトなので寝ます．