西安ⅰ


2009年5月1日撮影広州空港から「西安」へ．少し，早い便ですが午後には観光が可能．	2009年5月1日撮影中国南方航空でいざ「西安」へ！

2009年5月1日撮影昼食後，先ずは城壁巡り．この「西安」の古城壁は完全に保存されている世界最大の古城壁です．周囲は約14kmあり，春にはマラソン大会が開催されているとのことです．南門（永寧門）からスタートです．	2009年5月1日撮影最初は元気よくスタート（13:30頃）．半袖で十分なほどの日差しでした．

2009年5月1日撮影城壁とは思えない立派さ！底部の幅15m，上部の幅12m，高さ12mもあります．城壁の上の幅は普通の道路並みですね．	2009年5月1日撮影空気の汚染の影響もあると思いますが，霞んで先が見えないくらい（本当です！）延々と城壁が続きます．

2009年5月1日撮影城壁の通路の敷き詰められたレンガには文字が彫ってある・・・日本のお城の石垣のように提供者を示す刻印か?	2009年5月1日撮影城壁の外側には濠があります．城壁はまだまだ続く・・・．

2009年5月1日撮影角々には物見櫓がある．	2009年5月1日撮影西安駅．未だ半分（北門）も到達していません．

2009年5月1日撮影西安駅正面のメインストリート．マクドナルド（左）もあります．	2009年5月1日撮影途中でビール休憩を取りましたが，さすがにくたびれてきました・・・．

2009年5月1日撮影中国の観光地巡りはいつもこんな感じ．つまりどこへ行っても広いのでたくさん歩くことになります．従って水分は必須です．	2009年5月1日撮影もう少しでスタート地点に着きます．途中で自転車や自転車タクシーで観光している人を見かけました．終盤になって後悔しても仕方がありませんが，徒歩で城壁を一周（約14km）した人って少ないのでは?

2009年5月1日撮影城壁の外は普通の街です．	2009年5月1日撮影こんなタクシーがあることが分かったのもゴール目前でした．

2009年5月1日撮影やっとゴール！全員完走（?）しました．同僚曰く「我々の旅行はいつも合宿みたい」・・・そうかも知れません．インターネットで見たのですが「城壁一周の観光は少なくとも自転車で」とありました．その通りですね・・・．	2009年5月1日撮影城壁通路のごみ箱もお洒落です．

2009年5月2日撮影城壁内で目立つ建物の一つ鐘楼．鐘楼は城門を開ける時を知らせたようです．	2009年5月2日撮影やはり観光客がとても多い．

2009年5月2日撮影夜はライトアップされ，昼間とは異なる装いになっています．多くの西安旅行ガイドブックに載っているような写真を撮りたいのですがなかなか上手くいきません（カメラと腕・センスの問題ですが）．観光客はほぼ昼間と同程度の数に見えます．

2009年5月2日撮影色々な形・味の餃子が楽しめるレストランへ．ビールで乾杯！以下の写真は餃子の数々です．観光客向けということもあり，割高とは思いますが可愛い餃子が何種類も楽しめます．




2009年5月2日撮影レストラン街もライトアップされています．

2009年5月2日撮影鐘楼付近は夜も観光客で賑わっています．	2009年5月2日撮影城壁内のホテルは料金が高めですが，便利です．城壁外のホテルへ戻るにはタクシーを確保するのがなかなか難しいので気を付けましょう！ライトアップされた門を観ながらホテルへ戻りました．

2009年5月3日撮影鼓楼．楼上の巨大な太鼓により時を告げたことから「鼓楼」と名づけられた．夕方，門を閉じる際に太鼓で知らせていたそうです．	2009年5月3日撮影何故か凧揚（連凧）げが盛んで，観光客も購入し揚げていました．

2009年5月3日撮影広場には間欠的に水が噴き出す噴水があり，観光客が戯れていました．	2009年5月3日撮影玩具?飾り?どちらか分かりませんが動物をモデルにしたような玩具に見えます．

2009年5月3日撮影臨時の売店はどこも盛況です．	2009年5月3日撮影「回坊風情街」へ．ベストシーズンだけにもの凄い数の観光客でした．

2009年5月3日撮影ランチタイムです．別に温かい麺を注文し，この餅状のものを小さくちぎり麺の中に入れて食べます．写真右隅に遠慮がちに青島ビールが・・・．	2009年5月3日撮影残念ながら，この料理も名前が分かりません．

2009年5月3日撮影見たこともない種類もあるドライフルーツの量り売り．	2009年5月3日撮影延々と露店が並ぶ．何となく荷物をしっかり押さえていました．

2009年5月3日撮影この看板は右から読み，「西羊市」です．この西羊市は600年以上の歴史を持つ街で，「西安」の豊かな歴史を今日まで担い，人々の古代の市に対する想像を思い起こさせ，また数多くの美食も伝えている」（人民日報海外版　日中新聞 2014-08-01 「西安の三大特色街区-西羊市」より）．	2009年5月3日撮影本当に色々な物を売っています．店員さんは我々を見て日本語で話しかけてきます．


2009年5月3日撮影自転車タクシーによる人の移動，リヤカー付き自転車による荷物の運搬など様々です．	2009年5月3日撮影なんとなくかなりディープな通路に入ってしまいました．

2009年5月3日撮影やっと繁華街を抜けました．いやー玩具，飾り物，食べ物など本当にたくさんの店があって賑やかでした．	2009年5月3日撮影これが本当の出口（反対側の入り口）でした．

2009年5月3日撮影「空海」が804年に遣唐使として長安に到着し，二年間真言密教を学んだ「青龍寺」．観光地スポットにはなっていますが，観光客は少なくマイナーな感じを受けました．しかし高野山金剛寺を開創した真言宗の宗祖「空海」の痕跡を辿ることで先人の偉大さを少しでも感じることができるのではないでしょうか．

2009年5月3日撮影弘法大師空海について書かれてある石碑．日中交流の先駆者です．	2009年5月3日撮影 1982年に建てられた空海記念碑．空海は西暦804年に遣唐使の留学僧として唐に入った．当時31歳．真言宗の開祖として有名ですが，書家・文人としても名高い．その当時に他国から吸収しようというパワーに感動します．

2009年5月3日撮影「阿倍仲麻呂記念碑」がある「興慶宮」へ．「阿倍仲麻呂」は奈良時代の遣唐留学生であり，717年に遣唐使に同行して唐の都，長安に留学．日本への帰国は叶わず770年に73歳の生涯を閉じた．	2009年5月3日撮影唐の興慶宮跡に造られた約50万㎡の公園．入園無料でもあり，“安近短”組の家族連れで賑わう．


2009年5月3日撮影子供目当ての玩具売り場．見たところウルトラマンっぽいのですが，中国語では「太空超人」か?なんとなく分かる気がします．	2009年5月3日撮影これが「阿倍仲麻呂記念碑」．1979年に日中友好の記念として建てられた．右側面には「阿倍仲麻呂」が帰国途中，台風のために亡くなったこと（誤報だった）を悲しんだ李白の詩が，左側面には「阿倍仲麻呂」が詠んだ和歌の漢詩訳が刻まれている．

2009年5月3日撮影有名な阿倍仲麻呂が詠んだ和歌「天の原　ふりさけみれば・・・」が五文字の漢詩で書かれています．翹首望東天神駄奈良邊三笠山頂上想又皓月圓	2009年5月3日撮影右側面の李白の漢詩．哭晁卿衡日本晁卿辞帝都征帆一片繞蓬壷明月不帰沈碧海白雲愁色満蒼梧

2009年5月3日撮影この「大慈恩寺」は648年に建立された．「大雁塔」は652年に三蔵法師玄奘がインド・西域から持ち帰った仏像や経典を収蔵するために建立，7層64mのレンガ造りで上層階まで上ることができる．下の写真は近距離からの大雁塔，最上層からの眺めです．





2009年5月3日撮影長安のほぼ中心に位置する高さ43m，13層の塔で，「薦福寺」の境内に建っている．「大雁塔」と比べて小さいことから「小雁塔」と言われている．	2009年5月3日撮影「大雁塔」と比べマイナー感は否めず，観光客もまばらである．「小雁塔」の創建は「大雁塔」よりわずかに遅く，唐代の景龍の時代707年～710年の間に高僧義浄がインド天竺から持ち帰った仏教の経典や仏図などを収めるために建てられたと言われる．

2009年5月3日撮影 1300年もの間，激動の歴史を見守ってきた塔とも言えるかも．創建当時は15層で88mの高さがあったらしい．	2009年5月3日撮影質素な感じの「小雁塔」．流石に疲労もあり，内部に入って上層まで上ることはしませんでした．

2009年5月4日撮影最後の楽しみ「西安博物館」へ」，しかし悲しいことに休館でした．調査不足でした・・・．	2009年5月4日撮影「西安博物館」前の街路樹は何故か全てこんな形になっており，ケーブルが通されていました．
博物館は残念ながら休館日で観ることは叶いませんでしたが，この「西安」の旅で中国の永い歴史を感じることができました．


2009年5月1日撮影広州空港から「西安」へ．少し，早い便ですが午後には観光が可能．	2009年5月1日撮影中国南方航空でいざ「西安」へ！

2009年5月1日撮影昼食後，先ずは城壁巡り．この「西安」の古城壁は完全に保存されている世界最大の古城壁です．周囲は約14kmあり，春にはマラソン大会が開催されているとのことです．南門（永寧門）からスタートです．	2009年5月1日撮影最初は元気よくスタート（13:30頃）．半袖で十分なほどの日差しでした．

2009年5月1日撮影城壁とは思えない立派さ！底部の幅15m，上部の幅12m，高さ12mもあります．城壁の上の幅は普通の道路並みですね．	2009年5月1日撮影空気の汚染の影響もあると思いますが，霞んで先が見えないくらい（本当です！）延々と城壁が続きます．

2009年5月1日撮影城壁の通路の敷き詰められたレンガには文字が彫ってある・・・日本のお城の石垣のように提供者を示す刻印か?	2009年5月1日撮影城壁の外側には濠があります．城壁はまだまだ続く・・・．

2009年5月1日撮影角々には物見櫓がある．	2009年5月1日撮影西安駅．未だ半分（北門）も到達していません．

2009年5月1日撮影西安駅正面のメインストリート．マクドナルド（左）もあります．	2009年5月1日撮影途中でビール休憩を取りましたが，さすがにくたびれてきました・・・．

2009年5月1日撮影中国の観光地巡りはいつもこんな感じ．つまりどこへ行っても広いのでたくさん歩くことになります．従って水分は必須です．	2009年5月1日撮影もう少しでスタート地点に着きます．途中で自転車や自転車タクシーで観光している人を見かけました．終盤になって後悔しても仕方がありませんが，徒歩で城壁を一周（約14km）した人って少ないのでは?

2009年5月1日撮影城壁の外は普通の街です．	2009年5月1日撮影こんなタクシーがあることが分かったのもゴール目前でした．

2009年5月1日撮影やっとゴール！全員完走（?）しました．同僚曰く「我々の旅行はいつも合宿みたい」・・・そうかも知れません．インターネットで見たのですが「城壁一周の観光は少なくとも自転車で」とありました．その通りですね・・・．	2009年5月1日撮影城壁通路のごみ箱もお洒落です．

2009年5月2日撮影城壁内で目立つ建物の一つ鐘楼．鐘楼は城門を開ける時を知らせたようです．	2009年5月2日撮影やはり観光客がとても多い．

2009年5月2日撮影夜はライトアップされ，昼間とは異なる装いになっています．多くの西安旅行ガイドブックに載っているような写真を撮りたいのですがなかなか上手くいきません（カメラと腕・センスの問題ですが）．観光客はほぼ昼間と同程度の数に見えます．

2009年5月2日撮影色々な形・味の餃子が楽しめるレストランへ．ビールで乾杯！以下の写真は餃子の数々です．観光客向けということもあり，割高とは思いますが可愛い餃子が何種類も楽しめます．




2009年5月2日撮影レストラン街もライトアップされています．

2009年5月2日撮影鐘楼付近は夜も観光客で賑わっています．	2009年5月2日撮影城壁内のホテルは料金が高めですが，便利です．城壁外のホテルへ戻るにはタクシーを確保するのがなかなか難しいので気を付けましょう！ライトアップされた門を観ながらホテルへ戻りました．

2009年5月3日撮影鼓楼．楼上の巨大な太鼓により時を告げたことから「鼓楼」と名づけられた．夕方，門を閉じる際に太鼓で知らせていたそうです．	2009年5月3日撮影何故か凧揚（連凧）げが盛んで，観光客も購入し揚げていました．

2009年5月3日撮影広場には間欠的に水が噴き出す噴水があり，観光客が戯れていました．	2009年5月3日撮影玩具?飾り?どちらか分かりませんが動物をモデルにしたような玩具に見えます．

2009年5月3日撮影臨時の売店はどこも盛況です．	2009年5月3日撮影「回坊風情街」へ．ベストシーズンだけにもの凄い数の観光客でした．

2009年5月3日撮影ランチタイムです．別に温かい麺を注文し，この餅状のものを小さくちぎり麺の中に入れて食べます．写真右隅に遠慮がちに青島ビールが・・・．	2009年5月3日撮影残念ながら，この料理も名前が分かりません．

2009年5月3日撮影見たこともない種類もあるドライフルーツの量り売り．	2009年5月3日撮影延々と露店が並ぶ．何となく荷物をしっかり押さえていました．

2009年5月3日撮影この看板は右から読み，「西羊市」です．この西羊市は600年以上の歴史を持つ街で，「西安」の豊かな歴史を今日まで担い，人々の古代の市に対する想像を思い起こさせ，また数多くの美食も伝えている」（人民日報海外版　日中新聞 2014-08-01 「西安の三大特色街区-西羊市」より）．	2009年5月3日撮影本当に色々な物を売っています．店員さんは我々を見て日本語で話しかけてきます．


2009年5月3日撮影自転車タクシーによる人の移動，リヤカー付き自転車による荷物の運搬など様々です．	2009年5月3日撮影なんとなくかなりディープな通路に入ってしまいました．

2009年5月3日撮影やっと繁華街を抜けました．いやー玩具，飾り物，食べ物など本当にたくさんの店があって賑やかでした．	2009年5月3日撮影これが本当の出口（反対側の入り口）でした．

2009年5月3日撮影「空海」が804年に遣唐使として長安に到着し，二年間真言密教を学んだ「青龍寺」．観光地スポットにはなっていますが，観光客は少なくマイナーな感じを受けました．しかし高野山金剛寺を開創した真言宗の宗祖「空海」の痕跡を辿ることで先人の偉大さを少しでも感じることができるのではないでしょうか．

2009年5月3日撮影弘法大師空海について書かれてある石碑．日中交流の先駆者です．	2009年5月3日撮影 1982年に建てられた空海記念碑．空海は西暦804年に遣唐使の留学僧として唐に入った．当時31歳．真言宗の開祖として有名ですが，書家・文人としても名高い．その当時に他国から吸収しようというパワーに感動します．

2009年5月3日撮影「阿倍仲麻呂記念碑」がある「興慶宮」へ．「阿倍仲麻呂」は奈良時代の遣唐留学生であり，717年に遣唐使に同行して唐の都，長安に留学．日本への帰国は叶わず770年に73歳の生涯を閉じた．	2009年5月3日撮影唐の興慶宮跡に造られた約50万㎡の公園．入園無料でもあり，“安近短”組の家族連れで賑わう．


2009年5月3日撮影子供目当ての玩具売り場．見たところウルトラマンっぽいのですが，中国語では「太空超人」か?なんとなく分かる気がします．	2009年5月3日撮影これが「阿倍仲麻呂記念碑」．1979年に日中友好の記念として建てられた．右側面には「阿倍仲麻呂」が帰国途中，台風のために亡くなったこと（誤報だった）を悲しんだ李白の詩が，左側面には「阿倍仲麻呂」が詠んだ和歌の漢詩訳が刻まれている．

2009年5月3日撮影有名な阿倍仲麻呂が詠んだ和歌「天の原　ふりさけみれば・・・」が五文字の漢詩で書かれています．翹首望東天神駄奈良邊三笠山頂上想又皓月圓	2009年5月3日撮影右側面の李白の漢詩．哭晁卿衡日本晁卿辞帝都征帆一片繞蓬壷明月不帰沈碧海白雲愁色満蒼梧

2009年5月3日撮影この「大慈恩寺」は648年に建立された．「大雁塔」は652年に三蔵法師玄奘がインド・西域から持ち帰った仏像や経典を収蔵するために建立，7層64mのレンガ造りで上層階まで上ることができる．下の写真は近距離からの大雁塔，最上層からの眺めです．





2009年5月3日撮影長安のほぼ中心に位置する高さ43m，13層の塔で，「薦福寺」の境内に建っている．「大雁塔」と比べて小さいことから「小雁塔」と言われている．	2009年5月3日撮影「大雁塔」と比べマイナー感は否めず，観光客もまばらである．「小雁塔」の創建は「大雁塔」よりわずかに遅く，唐代の景龍の時代707年～710年の間に高僧義浄がインド天竺から持ち帰った仏教の経典や仏図などを収めるために建てられたと言われる．

2009年5月3日撮影 1300年もの間，激動の歴史を見守ってきた塔とも言えるかも．創建当時は15層で88mの高さがあったらしい．	2009年5月3日撮影質素な感じの「小雁塔」．流石に疲労もあり，内部に入って上層まで上ることはしませんでした．

2009年5月4日撮影最後の楽しみ「西安博物館」へ」，しかし悲しいことに休館でした．調査不足でした・・・．	2009年5月4日撮影「西安博物館」前の街路樹は何故か全てこんな形になっており，ケーブルが通されていました．
博物館は残念ながら休館日で観ることは叶いませんでしたが，この「西安」の旅で中国の永い歴史を感じることができました．