2015年5月23日撮影 「浄久寺」の西側数百メートルの位置にあります．また，更に西に行くと「不動明王像（写真は最下段）」があります．	2015年5月23日撮影 鳥居をくぐると直ぐに「鐘楼」があります．
2015年5月23日撮影 「海老名市観光情報ホームページ　えびなめぐり」には下記のように記載されています． 「元々は神寿稲荷であったともいわれています．明治６年に門沢橋村の村社となり渋谷神社と改称されました．毎年７月に神輿の担ぎ手が相模川の水で清めた後，大山道沿いに置かれた燃え盛る麦わらの束を踏んで通るという祭礼が行われています」	2015年5月23日撮影 最後の階段の両側に「イチョウ」の木が並んでいます．
2015年5月23日撮影 拝殿の彫り物は，なかなか手が込んでいます． また，本殿は市指定重要文化財です．本神社及び本殿に関する説明書きか下記の通りです． 　「渋谷神社は，江戸時代に神寿（かんじゅ）稲荷（稲荷社）と称し，旧門沢橋村の鎮守であった．現在の渋谷神社に名称を改めたのは，明治7年である．江戸時代の延宝7年（1679年）鋳造の鐘を鐘楼にかけていたので，その成立は同時代初期に遡ると思われる．勧請の年代は不詳であるが古社であることは間違いないと思われる． 本殿は，間口四尺の一間社流造りの建物で，覆殿内部に安置されている．建築年代は，本殿内にある棟札から，寛保元年（1741年）と推定される．また同じ棟札から，作者が地元の工匠であることが判明している． 　母屋は正面脇の小壁に上り龍や下り龍の彫物をはめ，頭貫きの木鼻は，正面を獅子と獏の彫物，背面は象鼻と絵様木鼻である．また中備には，草花を彫った蟇股を置くなど，小規模な建物ながら，彫物装飾を効果的に用いた造りとなっている． 　当本殿は，斗供の形式，虹梁の絵様や，木部と彫物すべての当初からの彩色が施されている点など，18世紀の中ごろの特長をよく示しているうえ，保存状態も良い，また当時としては彫物を多く用いるのは珍しい． 　以上のように，本物件は，18世紀前期の標準的な遺構といて貴重であり，保護の価値があると認められるため，市指定文化財にしていしたものである」 この本殿も是非，拝見したいです．
2015年5月23日撮影 「不動明王像」は圏央道の高架近くで，道路に挟まれたように構えています．自動車が衝突しなければよいのですが・・・．	2015年5月23日撮影 こうした歴史遺産の風化は寂しいものがあります．